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日本選手権10000m注目選手
日本選手権10000mは誰が優勝するの?
パリオリンピックに内定しそうな選手は?
この記事ではそんなあなたに向けて書いていきます。
今年2024年はオリンピックイヤーなので、スポーツにはより一層の注目が集まっています。
陸上においてもシューズやトレーニング方法の進化により、記録が向上しています。
昨年の日本選手権では男子で塩尻和也選手が日本記録を更新しました。
今年の日本選手権は5月に開催されるため日本記録まではいかないと思いますが、ハイレベルな戦いが予想されます。
- 日本選手権の概要
- パリ五輪出場条件
- 注目選手(男子、女子)
について、この記事では紹介していきます。
日本選手権概要
・日時:2024年5月3日、女子19時30分スタート、男子20時10分スタート
・場所:静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム
・申込記録:男子28分16秒00、女子32分30秒00(5000m15分40秒00)
・申込記録有効期間:2023年1月1日から2024年4月14日まで
・ターゲットナンバー:男女30名ずつ
パリ五輪出場条件
・参加標準記録:男子27分00秒00、女子30分40秒00
・参加標準記録有効期間:2022年12月31日から2024年6月30日まで
日本人選手では現時点で突破者がいないため、ワールドランキングで上位に入ることでパリ五輪に内定することができます。
ターゲットナンバーは日本や海外の主要な大会で結果を残すとポイントが加算され、10000mでは上位27名が代表となることができます。
つまり、速さだけではなく勝負強さも重要になってきます。
日本選手権はポイントを稼ぐために重要な大会なので、代表を狙う選手は力を入れている大会です。
注目選手
男子
塩尻和也選手(富士通)
昨年の日本選手権で日本記録を更新して優勝したのが塩尻選手です。
やはり今年の日本選手権も大本命と言って良いでしょう。
自分のリズムを作っていき、速いペースで押していくのが得意な選手です。ロングスパートで逃げて勝ち切るパターンが印象的です。
4月のトラックレースでも好記録を出して調子も良いと言えるため、非常に注目です。
田澤廉選手(トヨタ自動車)
ここ2年連続で世界選手権の日本代表に選ばれているのが田澤選手です。
駒澤大学時代には絶対的エースとして3冠に貢献しました。
海外のレース経験も積んでいるため、日本人選手ではワールドランキングが最も高い選手です。
どんなレース展開にも対応することができ、安定感のある走りをするのが田澤選手の持ち味です。
日本選手権でどれほど調子を合わせてくるか楽しみですが、3年連続での日本代表になれるかどうか期待したいです。
太田智樹選手(トヨタ自動車)
近年メキメキと力を付けているのが太田選手です。
昨年の日本選手権では塩尻選手に敗れ惜しくも2位となりましたが、それでも従来の日本記録を更新しています。
お正月のニューイヤー駅伝ではエース区間の2区で区間賞の走りをして首位に立ち、優勝に大きく貢献しています。
塩尻選手や田澤選手と比べると華がないかもしれませんが、日本トップクラスの実力を持っているため、太田選手からも目が離せません。
女子
廣中璃梨佳選手(日本郵政グループ)
女子10000mの第一人者と言えるのが廣中選手です。
自己記録は日本歴代2位の記録を持っており、東京オリンピックやブタペスト世界陸上で入賞経験があります。
帽子がトレードマークで、強気の姿勢で押し切っていくところが強みです。
日本選手権も4連覇がかかっているため、やはり大本命と言えるでしょう。
小海遥選手(第一生命グループ)
最近力を付けているのが小海選手です。
昨年は30分台に突入し、一気に日本トップクラスになりました。
廣中選手を脅かす対抗馬の1番手になりそうです。
五島梨乃選手(資生堂)
ここ2年連続で世界選手権の日本代表に選ばれているのが五島選手です。
クイーンズ駅伝や都道府県駅伝の区間新の圧倒的な走りが印象的で、ハマった時の爆発力が強いです。
日本選手権も調子を合わせることができれば優勝争いに絡むこともできそうです。
まとめ
日本選手権10000mの注目選手をまとめました。
エントリーリストを見るとここ最近では最もレベルの高い選手がエントリーされており、非常に激戦となりそうです。紹介した選手以外の選手が優勝する可能性も十分にあります。
ゴールデンウイークは日本選手権の10000mに注目してみましょう。