Garminの心拍数表示機能
「Garminなどのランニングウォッチで心拍数を測ることができるとどう便利になるの?」と疑問に思うかもしれません。
Garminで表示されている心拍数の意味を理解できれば、自分の体調や精神状況、運動強度がわかります。
心拍数1つでこれだけ理解できるってなんだか凄くないですか!?
この記事では心拍数の秘密を解き明かしていきます!
表示内容
Garminは光学式心拍計が採用されており、着用していれば24時間心拍を常に測定しています。スマホとも連動しているので、リアルタイムの心拍は腕時計で、毎日の心拍の変化はスマホで確認することができます。
Garmin本体の表示内容
現在の心拍と直近4時間の心拍の変化が表示されます。
1日ごとの心拍と過去7日間の平均の心拍が表示されます。
ランニングしているときには現在の心拍数と最大心拍数をもとにした運動強度がわかります。
スマホの表示内容
1日の心拍の変化、安静時の心拍数、最高心拍数が表示されます。
また、1週間、1カ月、1年の心拍数の変化も確認することができます。
心拍数を把握することのメリット
日常生活編
日常生活では安静時の心拍数の部分を注目しましょう。
安静時心拍数は、平均60-80 回/分(bpm)、運動不足の人で100bpm、トップアスリートでは30bpmまで下がる人もいます。
安静時心拍数が85bpm以上の人は、65-74bpmの人たちに比べて、心疾患を発症した件数が2倍以上という結果も一部の研究結果にあるようなので、将来の疾患リスクの目安の1つとすると良いでしょう。
運動編
運動時には現在の心拍数に応じて心拍ゾーンが表示され、運動の強度を確認することができます。それぞれのゾーンの説明は以下になります。運動時の参考にしてください。
ゾーン1(ウォーミングアップ):最大心拍数の50〜60%
リズミカルな呼吸をしながらリラックスした簡単なペースでトレーニングをするように感じます。 心臓へ血液を送り出すための能力および筋肉の酸素を使う能力を向上させます。 活発なウォーキングが該当します。
ゾーン2(脂肪燃焼):最大心拍数の60〜70%
快適なペースで行われ、呼吸はより深くなりますが、会話を続けることができます。 回復と基本的な心血管トレーニングに最適です。 軽度なジョギングが該当します。
ゾーン3(有酸素):最大心拍数の70〜80%
適度なペースで行われ、会話を維持するのがさらに難しくなります。 この運動によって、肺と心臓が強化され、持久力の向上が期待できます。
ゾーン4(マラソンペース):最大心拍数の80〜90%
力強い呼吸を維持しながら、速く、激しいペースで動いています。 この運動は無酸素能力および乳酸閾値の改善に貢献します。 早いペースでの走行が該当します。
ゾーン5(無酸素):最大心拍数の90〜100%
長期間維持するのが難しいスプリントペースになります。 呼吸をするのも難しいです。パワーだけでなく、嫌気性と筋肉の持久力も構築します。
まとめ
ランニングウォッチに使用されることの多いGarminですが、今回は心拍数の機能について紹介してきました。
健康状態が気になるあなたや、運動しているときの状態が気になるあなたは、Garminの着用を検討してはいかがでしょうか?
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