前田穂南選手はメタスピードスカイを着用!
2024年1月28日の大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が2時間18分59秒の日本新記録を樹立しました!金メダリストの野口みずきさんの記録をついに破ったということで新たな歴史の扉が開きましたね!
その時前田選手が着用していたシューズはアシックスのメタスピードスカイだそうです!
元々は薄底シューズを履いていましたが、徐々に厚底に適応していったことが今回の記録につながったと言われています。
この記事では前田選手の日本新記録を出すまでの経歴と、メタスピードスカイの特徴について紹介していきます。
前田選手の経歴
高校時代まで
前田選手は兵庫県の出身で、小学校から陸上を始めました。中学校時代には市大会で優勝しています。
高校は大阪の強豪である大阪薫英女学院に進学し、インターハイ路線では1500mで大阪府優勝の実績もありますが、全国高校駅伝では3年間補欠で全国の舞台に立つことはありませんでした。
実業団に入ってから
高校卒業後は大学に進学せずに岡山の実業団の天満屋に進みました。実業団から本格的にマラソンに取り組み、着実に実力をつけていきました。
特に印象深いのは2019年のMGCですよね。中盤から独走して2位に大差をつける圧倒的な走りで東京五輪の切符を掴みました。しかしながら、コロナによる東京五輪の延期と怪我が重なり東京五輪では33位と本来の力を発揮することはできませんでした。
東京五輪後も怪我などが続いており、2023年のMGCは雨で体が動かずに7位となり、パリ五輪の内定とは至りませんでした。それでも着実に練習を積んでいき、MGCファイナルチャレンジとなる大阪国際女子マラソンで2時間18分59秒の日本記録を樹立し、パリ五輪最後の1枠の最有力候補になりました。
メタスピードスカイの特徴
昨今世間を賑わせている厚底シューズですが、前田選手は当初は薄底シューズを履いており、じっくりと時間をかけて厚底シューズに適応していきました。
日本記録を樹立したときに履いていたシューズはアシックスのメタスピードスカイです。主なメリットは以下になります。
- ストライド走法に適している
- 地面からの反発を得られやすい
- カーボンプレートが入っているため軽い
前田選手は高身長を活かしたストライド走法なのでメタスピードスカイはピッタリですね!シューズに慣れるのに1年かかったそうですが、日本記録はこのシューズなしには達成できなかったものだと思います。
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まとめ
前田選手の経歴とシューズの特徴について紹介してきました。前田選手は走ることが大好きで、地道に努力してきたからこそ大きな結果を出してこられたのだと思います。
メタスピードスカイはマラソンを走りたいという市民ランナーの人にも効果的なものなので、是非一度試してみてください!
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