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長距離の後半でスピードが落ちる原因
マラソン等で長い距離を走るとき、後半に大きくペースが落ちてしまってタイムが良くなかった、そんな経験をしたことはありませんか?
私ももちろんその1人です。
私は元々短距離の方が得意だったので、長距離を走るときは後先考えずにスタートは「うおおおおお!」と全速力で駆け抜けますが、後半になると「ヘトヘト…」となり体が全く動かなくなったという経験もたくさんありました。
長距離で後半にペースが落ちてしまう理由は何か。
体に疲れがたまるというのもありますが、この記事で言いたいのは
自分の実力を把握していないから です。
一言で言うと経験不足、というわけです。
この記事では
- ペース感覚を掴むための練習方法
- 後半に落ちなかった場合のメリット
をポイントにしてお話しします。
ペース感覚を掴むための練習方法
後半にペースが落ちる最も大きな原因は自分の実力を把握していないからです。
自分の実力を知るためにはどうすれば良いか、それはシンプルに練習するしかないと思います。
まずはゆっくりとしたジョギングから始め、長距離を走る感覚を掴んでいきましょう。
ペース配分を覚えれば良いので、ジョギングで体力をつけようとするのではなく、走り方を覚えるというのを念頭に置きましょう。
長距離を普段走っていないとゆっくり走っても意外と疲れてしまうかもしれませんが、それが今の実力だと割り切りましょう。
「このくらいのペースで走ると〇kmくらい走れる」というのがわかるようになると良いです。
長い距離に慣れてきたら後半やラストにペースを上げるようにすると、より後半に強くなってくるはずです。
後半にペースが落ちなかった場合のメリット
後半でペースが落ちなかった場合の最も大きなメリットは「タイムが良くなる」ことですが、どのようにタイムが良くなるかを説明していきます。
メリット① フォームが崩れずに効率の良い走りができる
どんなランナーでも、体力のある序盤と疲れてきた終盤では序盤の方がランニングフォームが良いです。疲れると走りに無駄が出てきます。
走り始めの動きをなるべき最後までキープするようにしましょう。
後半までスピードがあまり落ちていないはずです。
タイムを上げるには、頑張ることではなく、最後まで効率の良いフォームで走ることであることを頭に入れておいてください。
メリット② 気持ちに余裕が生まれる
これはある意味当たり前のことかもしれませんが、体力がないときよりも体力があるときの方が気持ちに余裕が生まれます。
すなわち、「最後まで頑張ろう!」という気持ちで走り続けることができます。
この気持ちを持っているのと持っていないのでは、天と地ほどの差があり、スピードも全く違います。長距離は気持ちが一番大事です。
また、最後までペースを落とさずに走れた場合はゴール後に「やり切った!」という達成感と爽快感が得られるはずです。
まとめ
長距離を走ることにおいて、後半にペースが落ちてしまう原因とその対処法、後半にペースが落ちなかった場合のメリットについて紹介しました。
最後までペースを守って走れた場合はゴール後にもある程度の余裕を持つことができ、爽快感を得られるはずです。
達成感や爽快感を得るためにも、最後まで一定のスピードで走れるようにペース配分を覚えていきましょう!